宮内庁長官の五輪発言は、紀子さまの陰謀？「中止なら賠償金は全て天皇家払いね」と満面の笑み　陛下を絶賛する声も

衝撃の宮内庁長官発言

今月24日に行われた定例記者会見にて、宮内庁の西村泰彦長官は、天皇陛下が名誉総裁を務めている東京オリンピック・パラリンピックについて、「国民の間に不安の声がある中、陛下は開催が（新型コロナウイルスの）感染拡大につながらないか懸念、心配されていると拝察している」と述べた。

実際の会見でのやりとりは以下の通り。

記者：

東京オリンピックまであと1カ月だが、陛下の開会式出席・競技観覧は調整されているか？

西村長官：

今、関係機関と調整中でこの場で紹介できる状態ではありません。ただ、オリンピックをめぐる情勢といたしまして、陛下は、現下の新型コロナウイルスの感染状況を大変心配されておられる。国民の間に不安の声がある中で、ご自身が名誉総裁を務めになるオリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大につながるのではないか、ご懸念されている、ご心配であると拝察をします。

記者：

確認だが、陛下が、オリンピックが感染拡大のきっかけになることを懸念されているのか？

西村長官：

それは私の拝察です。というのは、先ほど申し上げたように陛下は、現状を非常に心配されておられます。これは、この前の学士院賞授賞式のご挨拶でもにじみ出ておられたと思いますが、日々、接して私が陛下とお話ししている中で、私が肌感覚でそう感じていると受け取っていただければと思います

記者：

仮に拝察でも、長官の発言が報道されるとかなり影響があるが、このまま発信してもいいのか？

西村長官：

はい。私はそう拝察し、感染防止のための対策を関係機関において徹底してもらいたい

記者：

これは陛下のお気持ちと受け取っても間違いない？

西村長官：

それは私の受け取り方ですから。私は、陛下はそういうふうにお考えではないかと、本当にそう思っています。ただ、陛下から直接そういうお言葉を聞いたことはありません。そこは誤解のないようにお願いします

この宮内庁長官の発言は、大きな波紋を呼んでいる。すでに、東京オリンピック開催まで１か月を切る中で、宮内庁長官である西村泰彦氏がこのような発言を行ったことに関して、加藤官房長官は会見にて「宮内庁長官のご自身の考え方を述べられたと承知をしている。詳細については宮内庁にお聞きいただきたい」と述べるにとどめた。

賛否両論の宮内庁長官発言

これまで、今上陛下は、政治的な発言に関して、慎重に控えられていたこともあり、西村長官のこうした会見での発言には、賛否両論、様々な意見がみられた。

天皇陛下はやはりいつも国民に寄り添ってくれています。

この天皇陛下のお言葉を菅総理も橋本委員長も小池都知事も真摯に聞いてほしい。

あなたたちに伝わりきらないかもしれないが、陛下は心からこの国と国民と日本に向かっているであろうアスリートを心配してくれている。

天皇陛下のお言葉がいつも国民の心を大切にしている事は、多くの国民の心を豊かにしています。ありがたいことであります。オリンピックの開催に難癖つけてと、政府自民党は聞く耳をもたないでしょう。せめて、中止できない時は、無観客とかして必要最小限の人の移動しない方法の対策を講じるべきである。

このような個人的な拝察を宮内庁長官が発言するのは何故でしょう。

これこそ追求する案件ではないでしょうか。

天皇陛下のお気持ちを宮内庁長官が発表すること自体駄目だと思うんだがな。

恣意的に解釈されちゃうよ。

西村長官発言は紀子さまの陰謀だった？

現在、一部では、オリンピック開催に懸念を示される天皇陛下のお考えを賞賛する声や、「この西村長官の発言こそが天皇陛下の本心に違いない」などといった憶測もなされているが、くした点に関しては、慎重に判断する必要があるだろう。

というのも、実は、このように西村長官が会見で発言したのは、陛下のご意志ではなく、紀子さまによる一種の陰謀だという意見もあるのだ。ある宮内庁関係者は次のように語る。

「もともと、西村長官は警視庁のキャリア官僚であったところから、破格の待遇で紀子さまが宮内庁に連れてきたようなところがあるので、いわば紀子さまの子飼いの人材であるといえます。

ネット上では、西村長官のこうした発言は、“天皇陛下が言わせた”などと噂されていますが、実際のところ、天皇陛下を窮地に陥れるために、“紀子さまが言わせた”可能性が高いように思います。

実際に、こうした発言に対して、菅総理や加藤官房長官は強い不快感を示していますから、オリンピック開催に反対する一部の市民からは賞賛されても、政府と天皇陛下との関係が悪化することは間違いありません。

紀子さまは、今回の西村長官の発言が報じられた際には、“よくやった”とでも言いたげな不敵な笑みを浮かべながら、“オリンピックが中止なら賠償金は全て天皇家払いね。あんまり無責任なことを言って、周囲を困らせるもんじゃありませんね”などと仰られていたそうです。

西村長官による、このような発言で窮地に陥るのは天皇陛下ですが、一方で、このことに関して陛下のご意志を確認する方法はありませんからね。一部職員らの間では、“実に紀子さまらしいやり口だな”などと話題になっています」（宮内庁関係者）

今回の東京オリンピック開催に関して、専門家や国民の間でも賛否両論、様々な意見があり、「今からでも中止すべし」といった過激な意見も少なくない。

とはいえ、すでにオリンピック開催まで1ヶ月を切っている状況で、中止とすることは不可能に近い。

開催を目前に控える現在の状況で、西村長官がこうした発言を行ったことは、無用の混乱を生むことはあっても、特に有益であるとも思えない。様々な意見はあるものの、やはり、宮内庁としては、もう少し、陛下のご意志などに関しては、慎重に発言すべきだろう。