「悠仁に何かあったら誰が責任を取るのでしょう？」　紀子さま、刃物男「判決」に絶句

刃物男に有罪判決

今月14日、お茶の水女子大付属中学校で秋篠宮家の長男・悠仁さまの机の上に刃物が置かれた事件で、建造物侵入と器物損壊罪、銃刀法違反に問われていた無職長谷川薫被告に対し、東京地裁は１４日、懲役１年６月、執行猶予４年（求刑・懲役１年６月）の有罪判決を言い渡した。

「今回の事件は、将来の天皇の候補である悠仁さまを狙った事件として社会に大きな衝撃を与えはしましたが、被告の犯行はいずれも微罪であり、通常であれば不起訴となり、仮に起訴されても罰金刑で済む程度のものです。

長谷川被告に対しては、超法規的措置としてこのような軽度の犯罪としては例外的な長期拘束が行われましたが、将来の天皇を狙った犯行ということで、御代がわりの大切な時期に自由にさせるわけにはいかない、といった事情があったのでしょう」（皇室ジャーナリスト）

楡井（にれい）英夫裁判長は「自己の行為を誇示して世間に注目されたいという独りよがりの考えから犯行に及び、動機に酌量の余地はない。学校関係者に大きな不安感を与えており、被告の責任は軽くない」と述べている。

執行猶予付きの判決に紀子さま激怒

建造物侵入と器物損壊罪、（刃物の所持による）銃刀法違反といった軽度の犯罪としては、異例ともいえる1年6ヶ月の判決が言い渡されたものの、執行猶予付きの今回の判決に関して、悠仁さまの母親の紀子さまは大いに不満を持たれているという。

「今回の事件では、将来の天皇を狙った犯行であること、社会的に与えた影響なども考慮された結果としてこのような判決になったのでしょうが、それでも紀子さまは執行猶予付きの判決となったことに大変憤慨されておりました。

長谷川薫被告は犯行直後には、悠仁さまを“刺そうと思った”とも証言したそうですが、紀子さまは、悠仁さまに危害を加える意思を持つような人物を自由に出歩けるようにすることなどあり得ないとお考えのようです。

実際に、この判決を知った時には、紀子さまは大変憤慨されたご様子で声を荒げながら“もし、悠仁の身に何かあったらどうするつもりなのですか！？”と仰られたそうです」（秋篠宮家に近い皇室関係者）

もう一つの懸念

さらに、紀子さまが懸念されている問題は他にもあるようだ。

「もう一つ、紀子さまが懸念されている問題が、以前から皇室制度に独自の関心を持ち、世間に注目されたいと考えていたという被告の言説に世間や一部メディアからの注目が集まる可能性があることです。

被告が皇室制度に関して、具体的にどのような考えや関心を持っているのかは明らかになっていませんが、悠仁さまに危害を加えようとしていたことから、秋篠宮家や悠仁さまに対して好意的でないことだけは間違いないでしょう。

そのように、秋篠宮家や悠仁さまに対して非好意的な人物の言説に世間の注目が集まる可能性があることも紀子さまは不快に思われているようです」（前出の皇室関係者）

現在、眞子さまと小室圭さんのご結婚問題に頭を悩まされている紀子さまだが、今回、長谷川被告の判決に執行猶予がつき、社会に戻ることが決まったことでまたしても悩みの種が増えてしまったようだ。