愛子さまが、海外王室を席巻する日 知られざるスペイン王室との深い関係


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スペイン語を学ばれる愛子さま

コロナ禍でオンライン授業が続く大学生活を送っていらっしゃる愛子さまですが、大学では英語に次ぐ第二外国語としてスペイン語を学んでいることが知られています。

この「愛子さまとスペイン語」に関して、先日、文春オンラインに天皇陛下に長年スペイン語を個人レッスンしているスペイン語専門学院・アカデミア カスティージァ学院長のカルロス・モリーナさんのインタビューが掲載されました。

カルロス・モリーナさんがスペイン語の授業をはじめたのは宮内庁から依頼があった2006年のこと。以来陛下はスペイン語を学ばれ続け、15年目を迎えた。

学習院初等科1年生だった6歳の愛子さまが授業に参加されたこともあり、陛下が学ばれるご様子を身近でご覧になっていたことも、愛子さまがスペイン語に興味を持たれる一つのきっかけになったようだ。

天皇陛下と愛子さま「スペイン語の同じ単語帳を…」 15年目の個人授業で私が拝見した「ご一家の素顔」

愛子さまがスペイン語を第二外国語に選択したことは、長年スペイン語を学んできた天皇陛下の影響があるとのことです。6歳の頃にも既に勉強の経験があるとは驚きですね。

スペインには愛子さまと同年代のレオノール王女がいらっしゃいます。スペインは男子優先の王位継承法ですが、兄弟のいないレオノール王女は次期国王(女王)となることが確実です。愛子さまがスペイン語をマスターした暁には、きっとスペインへご旅行され、レオノール王女と友好を深め合うことになるでしょう。

美しきレオノール王女

スペイン語でスペイン王室に挨拶される天皇陛下

文春オンラインのインタビュー記事で、カルロス・モリーナさんは天皇陛下がスペイン語を活かして公務を行っていらっしゃる様子をこのように語ります。

 2013年に陛下がスペインを公式訪問された時のことです。フェリペ皇太子同妃両殿下(当時)主催の晩餐会で、東日本大震災の際にスペインから受けた支援に触れ、陛下はスペイン語で挨拶されました。私はこのことを事前に存じ上げず、NHKのニュースで晩餐会の様子を知りました。

《2011年3月、日本が未曾有の震災に襲われた際、スペイン王室はもとより、スペイン国民の方々から心温まる支援や励ましを頂きました。また、福島原発事故の初動対応に従事した「フクシマの英雄たち」に対し、スペインで最も権威のある「アストゥリアス皇太子賞」が授与されたことについては、日本でも大きく報じられました。こうした温かい友情と連帯の表明を通じ、両国の絆は更に強いものになりました。「逆境の時の友が真の友(El amigo en la adversidad, es amigo de verdad)」という諺の意味を、我々日本人は改めて深く噛みしめました。改めて、日本国民の感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。》

後日、外務省の通訳担当官に話を聞いたところ――実はこの人も私の教え子でした――裏方が作成した原稿ではなく、あいさつの後半は「ここからは私が自分で申し上げたいので」ということで、陛下ご自身が選んだ言葉でお礼を伝えたいというお気持ちでいらしたということでした。

陛下はとてもきれいな発音でスペイン語を話され、大変感動的でした。その場にいた皆さんにもそのことが伝わったと思います。陛下は日頃の練習の成果を発揮され、私は本当にうれしく、誇りに思いました。

同上

陛下がスペイン語を学び始めたのは2006年とのことですから、46歳の頃となるでしょうか。40も半ばを過ぎて学んだ言語でスペイン王室にあいさつを述べ、「自分で申し上げたい」と自ら原稿を推敲するとは、改めて帝王学の奥底の深さを実感します。

両陛下とスペインとの“ゆかり”

ところで、両陛下とスペイン/スペイン王室の間には並々ならぬ所縁(ゆかり)があることは本サイト読者の皆様ならご存知でしょう。

そう。お二人の出会いの場

陛下(当時浩宮)と雅子さまが出会ったのは、まさに1986年10月18日、元赤坂の東宮御所で催されたスペインエレナ王女の訪日レセプションでのことでした。

国立西洋美術館で開催されたエル・グレコ展のために来日していたスペインのエレナ王女を歓迎するため、赤坂御用地内の馬場で古式馬術「打毬」が披露されました。招待者はおよそ120人でそのうち女性は40人。この中に、いらっしゃったのが雅子さま(当時小和田雅子さん)でした。

両陛下の“出会いの場”はスペイン王室によってセッティングされたと言っても過言ではないかもしれません。

また、さらに、天皇陛下と雅子さまに数多くの出会いの場を提供した高円宮さまがスペイン語に堪能だったことも知られています。

高円宮両殿下が1991年にスペイン訪問し、スペインの文化に関心を持った高円宮さまですが、当時ちょうど英語以外の外国語を勉強しようと考えていました。

「フランス語かスペイン語か、どちらを学ぼうか…」

そんな高円宮さまに久子妃殿下が「フランス語なら私が片言でできるから、二人とも片言のフランス語を身に着けるよりは、スペイン語を習ってはいかがでしょうか?」とアドバイスしたことで高円宮さまのスペイン語学習が始まったと言われています。

残念ながら2001年にお亡くなりになった高円宮さまですが、高円宮家とスペイン/スペイン語のゆかりは、その後も継続し、財団法人日本スペイン協会が主催するスペイン語コンクールの「高円宮杯」が創設されるに至り、現在まで脈々と続いています。

ちなみに、このスペイン語コンクールの「高円宮杯」の授賞式には久子妃殿下が臨席し、宮杯の授与もなさっています。

令和唯一の皇女としての御自覚

このようなたくさんの「ゆかり」のもと、愛子さまは第二外国語としてスペイン語を選択されました。

もちろん、スペイン語の学習はいわゆる“帝王学”には直接の関係はありませんが、異なる言語を学ぶことは視野と知識を広げることに繋がります。そしてスペイン語は全世界で5億人の話者がいる国際語で、20か国以上の国の公用語です。

愛子さまが令和唯一の皇女として世界各国との国際親善を担うお姿が目に浮かびます。

冒頭に引用した文春オンラインのインタビュー記事で陛下のスペイン語家庭教師、カルロス・モリーナさんは個のように語っています。

令和の時代には、両陛下お二人だからこそできる、国際親善や交流活動をますます発展させられるのではないかと期待しています

同上

学習院大学を卒業する愛子さまが、スペイン語コンクールで久子妃殿下から“高円宮杯”を授与され、初の海外公務先のスペインでレオノール王女と親しく交流される日が待ち遠しいですね。

2件のコメント

浩宮さまは浜尾侍従長から帝王学を学ばれ いつも自身で鍛練され、立派な天皇陛下になられました。
そして、国民が敬愛して止まない 眉目秀麗.文武両道.聡明にして傲らず寛大且つ謙虚な素晴らしい皇后陛下。

そのお二人の元で 昨年成人を迎えられた敬宮愛子さま。
1953年エリザベス女王が即位されたのは、25歳の時でした。敬宮さまの「立太子の礼」を心待ちにしています。

世界各国で、長子優先に改正されてます。
スウェーデン→1979年改正
オランダ→1983年改正
ノルウェー→1990年改正
ベルギー→1991年改正
デンマーク→2009年改正
イギリス→2013年改正(ジョージ王子誕生)

スペインは男子優先ですが 現在2人のお子様は女の子なので長子のレオノール王女が王位継承権第一位です。

現在の女王はデンマークのマルグレーテ2世のみですが、次世代はスウェーデンのビクトリア王太子、オランダのアマリア王女、ベルギーのエリザベート王女、スペインのレオノール王女の4人。

次世代ではないが、ノルウェーのホーコン王太子の長子であるアレクサンドラ王女。
スウェーデンのビクトリア王太子の長子であるエステル王女は王位継承権第2位です。

今年度は、学習院大学ご卒業ですね。
嬉しいニュースが聞けそうで、今からワクワクしています(“⌒∇⌒”)ノ。

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5月初旬のYahooNews『英国王戴冠式「秋篠宮ご夫妻参列」に高まる批判 皇室研究家は「やはり天皇陛下が」』(FLASH)

皇室研究家・高森明勅氏はこう語る。

「先代のエリザベス2世女王の戴冠のときも、昭和天皇の代理として、いまの上皇陛下が皇太子(当時19歳)として、お出ましになっているんです。

今回、チャールズ新国王はもう70代になられて、ある程度、年齢を重ねておられます。
ダイレクトに国家元首、各国君主とのつながりを深めるためには、儀礼的にナンバー2が来るよりも、元首ご本人、国王ご本人をお迎えしよう、という姿勢があるようなんです。

ですから今回、宮内庁が前例がないことを大上段に、代理を立てる理由に持ってくるというのは、必ずしも説得力があるわけではありません。

今回、秋篠宮ご夫妻の英国王戴冠式へのご出席への違和感、反発が予想以上に高まったのは、天皇皇后両陛下のお出ましがご無理でも、国民の敬愛を集めるご長女の愛子さまがおられるにもかかわらず、女性には皇位継承資格を認めない、旧時代的な制度が維持されているという、国民の気持ちと制度のギャップが、もっとも大きな原因だろうと思います」

皇室外交への国民の理解は大切なはず。宮内庁による丁寧な説明が望まれる。

英国王戴冠式に秋篠夫妻が参列すると報道され、びっくりする程『現実離れ』した秋篠夫妻上げの記事が次々と配信された。
  文仁さん紀子さん通訳無し
  礼宮の英国留学時の教授の言葉
  紀子サマは良家のご令嬢

そんな報道に危機を感じた報道機関…秋篠家の実態を知っている…もあるはず

また、秋篠家の実態を知っていて それを隠蔽する責務に駆られた報道機関も。

皇室研究家・高森明勅氏は、今の宮内庁の偏り、資質が無い皇位継承1位2位の現状…等、知らせたいんだと思った。

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