マスコミが愛子さ叩き！まだ単独公務の予定なし　ほかの皇族に比べて遅いデビュー、その本当の理由は？

▽初同行は１４歳

愛子さまは、単独ではない公務は既に経験済みだ。

▽眞子さんは１６歳

一方、秋篠宮ご夫妻の長女小室眞子さん（３２）の場合、単独デビューは１６歳と、極めて早い。当時学習院女子高等科２年。２００８年４月、上野動物園で「子ども動物園開園６０周年・野間馬（のまうま）贈呈式」に出席し、緊張した様子で馬にニンジンやリンゴをやり、恥ずかしそうな笑顔を浮かべていた。

▽経験豊かな清子さん

さらにさかのぼると、１９８８年７月、上皇ご夫妻の長女黒田清子さんも１９歳でデビュー。神戸市で潜水調査船支援母船の命名・進水式に臨んだ。学習院大に入学したばかりだった。

翌月にスイスとリヒテンシュタインを単独で旅行し、２度目の海外訪問を果たした。

▽理由は学業優先？

こうしてみると、愛子さまの単独公務デビューは確かに遅い。

考えられる理由の一つは、昨年３月、愛子さまが成年に際して開かれた記者会見でのこの発言だ。

「まだ大学生ですので、当面は学業を優先させていただきながらにはなりますが、一つ一つのお務めを大切にしながら、少しでも両陛下のお力になれますよう、できる限り、精いっぱい務めさせていただきたいと考えております」

宮内庁関係者によると、両陛下と愛子さまは学業優先の意識が強く、卒業後の進路も決まっていないため、いつどんな公務をするかは未定だという。

愛子様の単独公務について、秋篠宮家の子息に遠慮して公務をしないということであれば残念でしかない。何も秋篠宮の子息が天皇になると決まったわけではない。愛子様に無理強いは決して望みませんが、愛子様らしく国民との交流を深めていただければ有り難いと国民は思っている。そして女性天皇誕生の日が来ることを願います。

天皇陛下はこうやって国民が諍うのが嫌なのだと思いますよ。できる限り愛子さまを守りたいでしょうし、愛子さま自身、まだ学業を学びたいと思うのであれば、コロナ禍が開けた今、大学院進学や海外留学の選択も良いのではないでしょうか。

昔と比べても仕方ないですよ。今の大学は眞子さん佳子さんが大学生だった頃とは違います。成績や進級が厳しくなり、コロナでオンライン授業になったのを期に課題が増えた。それも発表や動画を撮ってオンラインでプレゼンなど、準備に時間がかかるものが多い。うちにも大学生がいるが、毎授業何かしらの課題があるのに驚きます。特に毎週のプレゼンはグループワークなどもあり、かなりの時間がかかる。こういった取り組みはじっくり時間をかけてこそ有益なもので、やっつけ仕事ではせっかくの機会が無駄になります。凡人の私でさえ子供を見ていて気がついたのだから、両陛下がそのことに気付かないはずはなく、おそらくは大学での学びの変化を受けて、今しかできない大事なことを優先させておられるのだと思います。

天皇陛下や上皇陛下が本当に心配されているのは、お世継ぎが生まれず、皇統が絶える事態だと思う。いつかは途絶えるかも知れないし、皇位を継ぐのは苦労の方が多いと思うが、それでも、自分たちが存命の内は続けたいとお考えではないかと思う。皇位継承順位に関しては、家康が、国松ではなく竹千代（家光）を三代目に据えた気持ちと同じでは？（＝その時々の都合や感情で、継承順位を変えるべきではない。もし変えるのなら、次々世代以降、永続的なものにすべき。）例えば、愛子さまを次期天皇にする場合、その長子が、眞子さんのような個性の強い女性であっても、受け入れなければ世の中が乱れる元だと思う。かつて、藤原氏や平家は、一族の女性を皇后にして、御子を天皇に据えようとした。もしも令和では「推し」で決めるのであれば、皇室典範を改正して、「次期天皇は、有資格者の中から、国民の投票によって決定される」とすべきだろう。