美智子さま「お引越し」の大幅な遅れで「違約金」が発生 宮内庁も業者も“国民”も悲鳴


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手術直後からお引越し作業を開始する美智子さま

上皇后・美智子さまは、昨年の9月8日に乳がんの摘出手術をお受けになり、その後、11月には「二重権威」を懸念する週刊誌記事に“吐血”されるなどしたものの、年始の一般参賀では見事な“お手振り”を披露され、国民の涙を誘った。

だが「二重権威」の象徴である“皇居占拠”は続いており、未だ引越しは完了していない。それでも作業自体は乳がん手術入院から退院された直後から急ピッチに進んでいるという。

「皇居は天皇陛下がお住まいになるところとの思いを強くお持ちである美智子さまは、天皇皇后両陛下に少しでも早く御所を譲りたいとのお気持ちから、大変なご無理をされて、退院直後からお引越しの作業を進められてきました(皇室関係者)

とはいえ、120トンを超えるともいわれる「私物」を一つ一つ仕分けする作業に膨大な時間と労力が必要であることは言うまでもない。当初、上皇陛下の退位後夏までに全ての準備を済ませる予定であったお引越し作業はすでに半年以上の遅れが出てしまっている。

お引越し作業の遅れで違約金請求の可能性も

このお引越し作業の遅れは天皇皇后両陛下の負担が大きく、また、国民にとっても大きな懸念となっているが、また同時に、皇居の改装工事を請け負う改修業者にとっても深刻な問題となっているようだ。先の皇室関係者は事態の深刻さを次のように語る。

「上皇ご夫妻のお引越し作業が済んだ後には、天皇皇后両陛が移住される前に改修工事が行われる予定です。ですが実は、このお引越し作業の遅れは、改修業者にとって大変な問題となっているようです。

というのも、皇居の改修工事は請負業者にとってももっと大きく重要な仕事ですから、年間の工事のスケジュールも当然この作業を中心に組まれているからです。

人員、資材、資金全てを皇居の改修工事に合わせて準備してある請負業者にとって数ヵ月単位での工事開始の遅れは深刻な損失に繋がりかねません。業者の側は、これ以上工事の開始が遅れるなら違約金を請求も辞さない姿勢のようです(前出の皇室関係者)

美智子さま、業者の苦労知らず

請負業者にとって深刻な事態となっているお引越し作業の遅れだが、業者との交渉を担当する宮内庁の職員も困り果てているという。

「ただでさえ、上皇ご夫妻の仮住まいや秋篠宮邸の改築工事にかかる多額の費用が国民からの批判を浴びる中で、美智子さまのお引越し作業の遅れから生じる違約金により一連の工事等の費用が膨らむようなことがあれば、国民からの批判の声は高まる一方でしょう(同前)

このような状況の中、上皇ご夫妻は、7日に美智子さまの手術後初となる「お出掛け」を再開し、東京都千代田区の国立劇場を訪れ琉球舞踊を鑑賞された。果たして「一刻も早くお引越し作業をお完了させていただきたい」と切に願っている関係者等の心情はいかばかりであろうか。

宮内庁のみならず、引っ越し業者、そして違約金を実質的に負担する“国民”の悲鳴が聞こえてくるようだ。

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