紀子さま「雅子さんが眞子を腫れ物扱いする！」　皇室内の“小室家排除”にご立腹

両陛下のお言葉

令和3年がスタートした。元旦、天皇皇后両陛下が新年に当たり、国民に向けてビデオメッセージを発信されるという新たな試みをされたことが話題となった。

「例年は、両陛下を始めとする皇族方が、皇居の長和殿に立たれ、集まった国民から新年の祝賀を受けられますが、今年は見送りとなりました。ビデオメッセージでは、陛下と雅子さまがお並びで、特に久しぶりの肉声公開となった雅子さまの温かいお励ましのメッセージが印象的でした」(宮内庁OB・小内誠一氏)

雅子さまはメッセージの中で、次のように温かい励ましのお言葉をおっしゃった。

この１年、多くの方が本当に大変な思いをされてきたことと思います。今年が、皆様にとって少しでも穏やかな年となるよう心からお祈りいたします。
　また、この冬は、早くから各地で厳しい寒さや大雪に見舞われています。どうぞ皆様くれぐれもお体を大切にお過ごしいただきますように。

令和3年を迎えての両陛下のお言葉全文

両陛下と小室家の接触について

温かなムードで迎えた令和3年。そんな中でも皇室と国民にとって大きな懸念となっているのが眞子さまのご結婚問題である。この件は、いよいよ3年目に突入しようとしている。

昨年11月13日、眞子さまが現在のお気持ちを改めて発表した。極めて強固な結婚への意志が散りばめられたこの文書を受けて、11月30日には秋篠宮殿下がお誕生日会見で「結婚を認める」と発表。同時に「(家と家同士の問題である)婚約とは別」といったお言葉もあり、皇室における結納式に当たる“納采の儀”や、それに付随する“告期の儀”などの見通しについて様々な議論がかわされた。

また、昨年12月10日には宮内庁の西村泰彦長官が小室圭さん、佳代さんの「説明責任」について言及。公式の場での長官発言によって、この件はすでにプライベートなご結婚の範疇を脱して、オフィシャルな問題として捉えられている。

「2017年2月7日に延期が発表されて、まもなく3年となります。両陛下はこの間、一貫してこの件に沈黙を貫いています。平成には、上皇陛下と美智子さまによってこの婚約にご裁可が与えられましたが、今でもこれが有効であるとして、両陛下からの裁可が出されてはいません。宮内庁内部では、小室圭さんと両陛下の接触は今後もない事が最善、という声が上がっている状況です。

一方、現在政府が検討を進めている皇女制度への見通しを考えると、眞子さまとしては、皇室の伝統を破ったと見える結婚の仕方は避けたいはず。皇室のしきたりに則って納采の儀や朝見の儀を行った上で、無事盛大に結婚披露宴も執り行う、“正規のルート”でご結婚へと運びたいところでしょう。ところが、両陛下と小室夫妻とは距離を保つべき、との声が大きく、眞子さまにとって最善の形での結婚とならない可能性が高いのです」(皇室ジャーナリストの佐藤公子氏)

紀子さまのお嘆き

秋篠宮殿下と紀子さまは昨年、それぞれのお誕生日会見で「娘の気持ちを尊重したい」という趣旨のご発言をされたが、その胸中は、決して手放しでご結婚を喜ばれているわけではない。

「紀子さまは、眞子さまのお心変わりを促されてきましたが、ご周知の通り、あの強情さです。これ以上説得を続けては、将来の悠仁さま御即位にまで影響しかねないほどに、眞子さまとの関係性が悪化してしまう可能性がある。例えば、強引に二人を引き離したとして、眞子さまはおそらく一生独身でいらっしゃることになりますから、その精神面のケアですとか、懸念は多くあります。小室圭さんに破談を言い渡せば、先方が何をしでかすか、という懸念もある。紀子さまとしては、個人的なお気持ちは別として、始めから結婚を認めるという一択なのです」(秋篠宮家のオクに通じる関係者)

深い葛藤を抱かれる紀子さま。前出の関係者は、両陛下や皇室内部が、“小室圭排除”の方向性を模索していることにお嘆きであると話す。

「紀子さまがいくら葛藤を抱かれているとはいえ、可愛い長女のご結婚が、前例のない簡素な形で行われる可能性があることに、とてもお心を痛められています。『雅子さんは、眞子を腫れ物扱いしている。眞子の門出を祝う気持ちを示していただきたい』といったことを吐露される場面も少なくありません。ここのところ、更に天皇ご一家と秋篠宮家の明暗がくっきり、という状況ですから、順調にご回復される雅子さまを、なんとか巻き込みたいというお気持ちも少なからずあるでしょう」(同前)

眞子さまの今後をめぐり、お悩みを深める紀子さま。解決には、天皇皇后両陛下ではなく、秋篠宮家と小室家の誠実な対応が何よりも必要とされているのだが…。