紀子さま、雅子さまのお誕生日文書に“発狂”　「眞子へのあてつけかしら？」と赤坂御所に問い合わせも

雅子さまのお誕生日

天皇皇后両陛下は3日、皇居の宮殿で今年度の文化功労者13人と面会された。選出された文化功労者は、漫才師の西川きよしさんはじめ、作曲家の三枝成彰さん、もと体操選手の加藤沢男さんら20名。例年、文化功労者は両陛下主催の宮中茶会に招かれることになっているが、今年は新型コロナウイルスの影響で茶会の開催は見送られた。陛下は「今回は茶会を催して皆さんと親しくお話しすることができず残念ですが、今後ともそれぞれの分野の発展のために力を尽くされますよう願っております」と述べられた。

そして12月9日、皇后雅子さまが57歳のお誕生日を迎えられた。宮内庁を通じて文書を発表された雅子さま。新型コロナに見舞われた今年を「大変に心の痛む年でした」と振り返られた。また、医療従事者に対しては「大勢の患者さんの命を救うために、そして、感染の拡大を防ぐために、日夜献身的に力を尽くしてこられていることに、心からの敬意と感謝の意を表したいと思います」と述べるなど、困難な状況に直面する人々に想いを寄せられた。

秋篠宮家への言及は？

昨年の御代替わり以降、ご体調を目覚ましく快復され、宮中祭祀や日頃の公務にとお忙しく過ごされている雅子さま。昨年11月の即位礼関連行事では、国民からの祝福と声援を受けて、涙を拭われる場面もあった。

雅子さまは折に触れてこの国民の祝福に対し感謝のお気持ちを表明されてきたが、今回の文書の中でも「私自身は、特に昨年来、全国の多くの皆様から寄せられた温かい祝意に感謝しつつ、国民の皆様の現在の困難な状況を思うとき、国民のお一人お一人が、幸せであっていただきたいかけがえのない存在であるということを身にしみて感じます」と述べられた。国民一人ひとりを「かけがえのない存在」と表現された雅子さまには、ＳＮＳ上などで「感動した」「皇后陛下のお気持ちが嬉しい」との喜びの声が。

一方、文書の中で雅子さまが秋篠宮家について言及されたのは以下の部分のみ。

先月には、当初の計画より規模を縮小してではありましたが、立皇嗣の礼が執り行われました。これにより、昨年のお代替わりに伴う主な儀式や行事が無事に終了したことを安堵しております

皇后陛下お誕生日に際し（令和2年）

先月30日の秋篠宮殿下のお誕生日会見では、「娘の意思を尊重したい」との結婚容認宣言が飛び出し現在も物議を醸しているが、雅子さまが眞子さまの件に直接言及されることはなかった。眞子さまと小室圭さんの婚約内定会見から3ヶ月後というタイミングだった2017年のお誕生日では、雅子さまは以下のように眞子さまを祝福されていたのだが…。

9月には、秋篠宮家の眞子内親王殿下のご婚約が内定し、喜ばしく思っております。私が皇室に入りました時には、東宮仮御所の隣にお住まいの、まだ1歳半余りの活発なかわいらしい女の子でいらっしゃった眞子様が、すっかり立派に成長された姿を感慨深く思います。日頃から、愛子にも優しく、また、楽しく接していただき、私たちにとっても、いつも楽しい時間をご一緒してきた眞子様には、心からのお幸せをお祈りしております

皇太子妃殿下お誕生日に際し（平成29年）

雅子さまのおことばに紀子さま発狂

雅子さまの誕生日文書について、皇室ジャーナリストの佐藤公子氏は次のようにそのお気持ちを推察する。

「結婚延期の原因となった小室家の金銭トラブルについては、小室圭さんの母・佳代さんの元婚約者A氏が『週刊現代』(12月5日号)に『今後、おカネの返済は求めません。お二人の幸せを祈っています』との発表をしていることから、一応の解決を迎えました。ただ、小室家の不誠実な対応に国民が納得したかと言えばそうではなく、このタイミングで雅子さまがお二人の結婚に賛成し、祝意を表することは出来ないでしょう」(佐藤公子氏)

また、さる皇嗣職の一人は次のように話す。

「紀子さまと眞子さまは、雅子さまのおことばの中に秋篠宮家への応援の言葉がなかったことに納得がいっていないようです。しかも、雅子さまが国民の皆様を『かけがえのない存在』と表現されたことについても、眞子さまの結婚宣言の『互いにとってかけがえのない存在』への嫌味ではないかとおっしゃっています。紀子さまは、雅子さまが眞子さまのおことばを引用して、国民を顧みない秋篠宮家への苦言を呈したと認識されています。そのやり方に対しては、強い抗議のお気持ちを赤坂御所に示されました」(皇嗣職の一人)